こんにちは、Robinです。
山に出かけると”熊注意”の看板だけでなく、”イノシシ注意”の看板を見かけることもあります。近年は、住宅地でイノシシの出没や、農作物荒らしが問題となり、農家の方はお金をかけて対策を施す必要が出ています。登山道でも動物除けの金網をみかけることはよくあります。
本記事では、イノシシの生息状況や生態的特徴を書いてみたいと思います。

イノシシの種類
イノシシは偶蹄目イノシシ科の肉食動物です。日本では主に2種類の亜種が確認されているそうです。
■ニホンイノシシ
・本州、四国、九州に生息するイノシシの亜種。日本で最も一般的な種類です。
・体長は約150cm、体重は60〜120kg。
・毛色は黒っぽい茶色で、体の縞模様ははっきりしていない。
■リュウキュウイノシシ
・沖縄本島や周辺の離島に生息するイノシシの亜種。
・体長120cm前後、体重は30〜60kg。ニホンイノシシに比べてかなり小型。
・毛色は黒っぽい茶色で縞模様がはっきりとしている。
・人里離れた生息域を好む習性があり、人間と遭遇する機会は少ない。
イノシシの生態
ここからは二ホンイノシシの基本的な生態についてあげていきます。
■生息域(日本における分布)
本州では東北地方を中心に広く生息しており、近年は生息域が拡大する傾向にあります。一方、北海道にはほとんど生息していないのが現状です。
■食べ物
イノシシは雑食性で、植物の根や実、小動物、落ち葉など、さまざまな食べ物を食べます。特に嗅覚に優れているため、地中の食材をも嗅ぎ分けて食べるのが得意なのだそうです。
■身体能力(嗅覚、視力、運動能力など)
イノシシは嗅覚に優れ、地中深くに埋もれた食材の匂いも嗅ぎ分けられます。また、視力は決して良くありませんが、聴力と夜眼は優れています。加えて、走った時の最高時速は約50km/hと言われています。草むらなどの障害物がある場所でも、小柄な体型と俊敏な動きを活かして、機敏に走り抜けることができます。
■生育と寿命
イノシシの妊娠期間は約4ヶ月で、1回の出産で5~6頭の子を産みます。生後6ヶ月ほどで独立し、およそ10年が平均的な寿命とされています。
■性格と行動特性
イノシシは基本的に人間を恐れる性格ですが、親子連れの群れや発情期の雄には攻撃的になる場合もあり注意が必要です。昼間はなるべく人里を避けて活動し、夜行性の習性があります。
イノシシの痕跡
イノシシの痕跡には以下のようなものがあり、出没を示す重要な手がかりとなります。
■足跡 イノシシの足跡は4本指で蹄らしい形をしており、大きさは直径7〜10cm程度です。泥地などであれば深く刻まれた跡が残ります。歩行時は手前後ろの足跡がまっすぐ一直線に並び、駆けた際は蹄痕がばらけて残されます。
■食痕 イノシシは草の根を食べ尽くし、地中の菌類や昆虫なども食べるため、掘り返された跡が目立ちます。落ち葉を引っくり返した痕や、木の樹皮を剥がした跡も特徴的です。
まとめ
そもそも山は動物の住処ですので、住人をよく知っておくことは大切です。また、同時に山の植生や気候についての理解も、動物たちの動きを考える上でも大切です。対処法の理解だけでなく、生態も理解して山のレジャーを楽しみましょう!


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