登山は体一つで、電気・ガス・水道・お店がないところに入っていき、自分の持ち物だけでいかに快適に過ごすか、常々考えさせられます。これは非常用バッグ1つをもって慣れない、生活環境が整わない中でいかに快適に過ごすかを考えなければならない災害時と非常に似ています。
そこで今回は、登山で学べること、鍛えられることを、わかりやすく簡潔にまとめてみましたので、ぜひ、参考にしてみてください。

1. 自然環境を知る力
- 天候の急変を体感 → 災害時の気象リスクを予測できる
- 地形の特徴を理解 → 土砂災害や浸水の危険を察知しやすい
- 季節ごとの自然変化を学ぶ → 災害発生の時期や傾向を意識できる
- 自然音や匂いから兆候を感じ取る → 異常を早期に察知する感覚が養われる
- 環境への敬意が育つ → 災害時も自然を敵視せず冷静に対応できる
2. 自分の身を守る判断力
- 「撤退の勇気」を学ぶ → 災害時も無理をせず安全を優先できる
- 危険を察知する習慣 → 五感を研ぎ澄ませて小さな異変に気づきやすくなる
- 複数の選択肢を考える癖 → リスクに備えて回避経路を柔軟に選べる
- 自己責任の意識が育つ → 他人任せにせず主体的に行動できる
- 心理的な冷静さを鍛える → パニックを避けて合理的に判断できる
3. 装備と備えの重要性
- 気温に合わせた服装の選択・レイヤリングの知識 → 手持ちの服の機能的な着方ができる
- 必需品の優先順位を理解 → 防災バッグの中身を合理的に準備できる
- 軽量化と効率性を学ぶ → 長時間の避難生活でも負担を減らせる
- 代替品の工夫を覚える → 災害時に不足品を補う応用力がつく
- 維持管理の習慣 → 備蓄品の点検や更新を怠らなくなる
- 「持ちすぎない」知恵 → 本当に必要なものを見極められる
4. 仲間との協力とコミュニケーション
- 声かけや情報共有の習慣 → 災害時も周囲と連携しやすい
- 役割分担の経験 → 避難所や地域活動で協力体制を築ける
- 信頼関係の構築 → 災害時に助け合える人間関係が生まれる
- 弱者への配慮を学ぶ → 高齢者や子どもを守る意識が育つ
- チームでの意思決定力 → 集団避難の際に合意形成がスムーズ
5. 生き抜くための基礎スキル
- 簡易シェルター作り → 避難所不足時に役立つ
- 地図読み・方位感覚 → 通信途絶時でも地図をみて地形や距離を判断できる
- 水や食料の確保方法 → ライフライン断絶時の生存力につながる
- 体力と持久力の向上 → 災害時の長時間避難に耐えられます
- エネルギー摂取量の判断→ 活動量と必要食料量の感覚が身につく
まとめ
なかなか災害時の予行練習をしようと思っても難しいと思いますので、バックパック1つで野山に出かけて、不自由や不快感を攻略するための方法を考えてみてはいかがでしょうか。お子さんがいる方は、お子さんも一緒に何が必要か、何が不要か考えてみるのも学びになると思います。災害はいつ起こるかわかりません。夏と冬では災害の種類も、避難した際の状況も変わってきますので近い体験を通じて学びを得ることをおすすめします。

コメント